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よくかんでたべること

そのままのみこまずに、ね。

2014年読んだ技術書で思い入れが深い3冊

これはコンピュータ書を読んでいる女子の Advent Calendar 2014の12月19日分です。
何が女子だこのヤロウ調子に乗るな!とか よくわかってないくせに書くな!と石をぶつけられそうで誠に僭越で恐々なのですが、今年読んだ技術書のなかで思い入れが深い3冊をご紹介させてください。

1. フルスクラッチから1日でCMSを作る シェルスクリプト高速開発手法入門

自分はUSP友の会のまわし者でございます(キリッ

まずシェル芸のご説明をば。シェル芸とは USP友の会上田会長曰く、http://blog.ueda.asia/?page_id=1434

マウスも使わず、ソースコードも残さず、GUIツールを立ち上げる間もなく、
あらゆる調査・計算・テキスト処理をCLI端末へのコマンド入力一撃で終わらすこと。
あるいはそのときのコマンド入力のこと。

黒い画面でコマンドを組み合わせてenter一発!ッターン!で処理が決まった時の快感はかいしんのいちげき並みです(当社比)。ソースコードが書けない日々が続いた時にはストレス解消にもなります(当社比)。

過去のシェル芸勉強会のスライド(過去問)はこちら
http://blog.ueda.asia/?page_id=684

私はシェルスクリプトがうまく使いこなせず、できる人に過去に書いていただいたものを読解して必要に応じて引用したり少し手を加えるのがやっとなレベルでしたが、この本をすべて写経してからシェル芸がずいぶんと上達しました。シェルスクリプトでどんなことができるのか困っているかたにおすすめしたいです。

特にテキストファイルの扱いや正規表現には少し自信がつきました。スプレッドシートの中身をWordpressのDBへ登録しなくてはならない作業もシェルスクリプトやmojihame(USP研究所提供のOpen Tsukubaiコマンドのひとつ)で加工して一撃で流しこむことができました。

そばに上田会長と後藤さんがいらしてシェルスクリプトだけでなく派生するいろいろな知識を授けてくれるような本だと思います。
遠くに上田会長のターンは語り口調で書かれているので横でしゃべっているのを聞いているような錯覚を起こします。あの角征典さんも同じようなことをおっしゃっていたので(https://www.shoeisha.co.jp/campaign/award/recommend) 思わず笑ってしまいました。

確かめたいかたはぜひ、USP友の会の勉強会へ遊びに来てくださいね!
https://www.usptomo.com/


2. コーディングを支える技術

残念ながら内容をすべて理解できてはいませんが、この本は自分にとってお守りです。
自分がどうすべきか見失ったり落ち込んだとき、この本を開いて自分を奮い立たせます。
プログラミング言語の誕生から文法関数言語仕様など「プログラミング言語」というものについて丁寧に説明された本なのですが、「学ぶこと」に対して真正面から向き合うところがたまらんのです。
余談ですが、同じ筆者さんによる「やる気の出るアドバイス」もお気に入りです。
http://www.nhiro.org/yaruki/
うまく言えないのですが自分にとってこの筆者さんの文は、モヤモヤしているところに言葉を与えてもらっているようで読むたびにすっきりした気持ちになるのです。

3.プログラミングの基礎

プログラミングの基礎 (Computer Science Library)

プログラミングの基礎 (Computer Science Library)

@mukakenさんのつぶやきでこの本を知りました。女子大で使われているという、関数型言語(OCaml)の入門書です。この本のおかげで関数型言語に対して恐怖心がなくなりました。関数型言語は数式を解くように書けるものだとわかると少しづつ読み進めるのが楽しくなってきてそれがうれしくて、というまだまだ初歩の初歩の段階ですが。。。
この本は「デザインレシピ」を使って進んでいくのが特徴的です。「デザインレシピ」は「プログラムを作るにはどうすれば良いのか」を示すレシピです。

目的:「何を受け取り何を返すのかを考え」関数を決定。
例:関数の入力と出力の例を作成しテストプログラムにする。
本体:目的では「何を」するのか考えたことを「どうやって」実現するかを考え実装する。
テスト:例で作成したテストプログラムで確認する。

テストファーストということで、業務でもレシピにそって書くように心がけたい次第です。

さて、筆者先生による「プログラミングの基礎」を使った授業紹介
http://pllab.is.ocha.ac.jp/~asai/book-mov/
こちらの教材も合わせるとさらに楽しいです。

以上、2014年読んだ技術書で思い入れが深い3冊でした。
次は なつなな(@natsu_nanana)さん よろしくお願いします。