よくかんでたべること

そのままのみこまずに、ね。

伯父上のこととか、つらつらと。

伯父上をfacebookで発見し友達(!?)になった。どうやらヘビーユーザーのようで、各地に散らばる身内のためのグループを作ってくれたり、便利なアプリを教えてくれて、とてもありがたい。

伯父上はその昔、彼の友人であり妹の伴侶であるうちの父に、「これからはマイコンの時代が来るぞ」とMZ80を強く勧めくれたおかげで、我が家にマイコンがやってきた。伯父上が作ったゲームで遊んでいるうちに、小学校に上がる前からアルファベットを覚えられたのは大収穫だった。

ゲームで遊んでいるうちに、父がどこかのルートで北海道新聞のマイコン教室で使用されていたキータイプソフトを手に入れた。噂によると、北海道新聞のマイコン教室にあの高橋名人も通っていたらしい。このおかげでキーボードの配列を覚えた。さらに、よみがながついてたおかげでBASICの予約語も覚えることができた。

キーボードで入力できるようになったら、今度は父からマニュアル本を渡された。この本はよほどわかりやすかったのだろう、小学校低学年だったけど挿絵のおかげで分岐やループを理解することができた。とにかくマニュアルにあるソースコードをちまちま入力してRUNさせていくうちに、プログラムが命令通りに動く楽しさとうれしさを積み重ねていった。

そのうち、伯父上のようにゲームを作りたいと思うようになった。うちの実家は北海道で伯父上は東京在住で遠く離れていた上に、彼は理系の人だったのでいつも帰りが遅くなかなかゆっくり話す時間もなかったが、やっと捕まえて質問できたことを今でも良く覚えている。質問したのは2点。1点目は伯父上が作ったアプリケーション「カケイボ」の使い方、そして2点目はゲームの作り方。

「カケイボ」をloadしたあとにrunすると、いきなり「カケイボデータヲヨミコミマス」と出てカセットテープが回り出すが、「カケイボデータガアリマセン」と出てくる。私にとっては謎のアプリケーションだった。これは、別なテープにデータを記録してそれを読み込ませる必要があると教えてもらえた。値を入れるソースコードをささっと書いてくれた。そういえば、母の実家だったためマイコンはその場になかったのだ。
ゲームの作り方は、まず2次元の座標を覚えてからだと言われた。そして矢印キーを動かした場所に点を打つソースコードを書きながら、図で表して説明してもらえた。
伯父上が書いてくれたソースコードを大切に持ち帰って早速入力してみたら問題なく動作!こうして私はゲームが作れるようになりました、と言いたいところだが、今でも大変残念だったのは、座標を覚えたもののこれがゲームにどう応用していいのか小学2年の私はまったく考えが及ばなかった。そのうち他のことにも興味が出て、そこでストップしてしまった。今思ってもこれは非常にもったいなかったなあ。。。

そういえば、ベーマガを買ってくれと母にせがんだら、こういうのを読めと庄司陽子や池田理代子の漫画を与えてくれたっけ・・・。
高校時代も大学の志望校を決める時も、理系はやめろと反対したのも母だった。理由は、お兄さんが大変なのを知っているから、ということだった。

紆余曲折はあったものの、プログラミングの楽しさを幼い頃に味わったおかげで現在の自分があって、そもそものきっかけを作ってくれたのは伯父上のおかげ。きちんと感謝を伝える機会があればぜひそう言いたいのだけど、改まって言うのもなあ、、、と思いつつ今に至っている。